昨年9月から始まった弁当事業。イベント出店や集会への配達など、月一ペースだけど計5回、ココロもカラダも喜ぶbentoを届けることができた。インスタのフォロワーも200人を超え、開催を告知すれば事前予約や問い合わせも入るようになってきた。
飲食事業はやったことがないので開業前は雲を掴むような話だったけど、回数を重ねるごとに要領を掴めている。
これから業務の洗い出しを行えば、ご利用者への仕事の割り振りも明確になり分業が可能になるだろう。
イベント出店のチャンスを掴むには
そして直近で出店したイベントは、広銀本社1階で行われた「お弁当マーケット」。
このイベントは、12月に僕の自宅にポスティングされていたチラシで知った。
そして実際に足を運んでみたところ、客入りもよく客層も”ひといきbento”と合いそうだったので、その場で主催者を探し声をかけたところ二つ返事で出店を快諾してくれた。
やはりこういった交渉は対面に限る。
販売価格の交渉
しかし気がかりなこともあった。
販売価格を800円くらいにしてほしいということだった。ひといきbentoは今まで1200円〜1500円で売ってきた。地元で採れた野菜を中心に酵素玄米で、調味料にもこだわっている。
クオリティにこだわると原価が高くなるし、ブランディングにも影響してくるので、せめて1000円にさせてほしいと頼み承諾してもらった。
とはいえビジネス街で健康弁当ではあるものの、毎日のランチに1000円以上出す人も少ないかな…と弱気にもなった。
イベント当日
しかしその不安をよそに、出店当日10:30にイベントが始まるとたくさんの人が訪れ、準備した32食が11:50に完売した。
当日は「インスタを見てきました〜」って人もいて、ひといきbentoは客足が絶えることなく盛況だった。
実際にお弁当を作った店長も作るのが大変だったと思うが、この結果で疲れも吹っ飛んだことだろう。
わざわざここまで足を運んで買っていってくれるファンが出来たのは、店長のインスタの宣伝努力と”美味しい”を追求した賜である。
作り手はお客様に喜んでもらえてこそ嬉しいものなのだ。
イベント出店のいいところ
こんな街中のイベント出店料は安くはないのだけど、メリットも大きい。
こんな広島のビジネス街中心地で広々と場所を借り、インスタとチラシポスティングで集客をやってくれるのだから、ひといきbentoみたいなまだ名前が売れてないお店は本当に助かる。
今日は民生委員の集会に配達
そして話は変わり…
今日は西区の民生委員の集会に22個のお弁当を配達してきた。
僕が昔、障害福祉業界の飲み会にアホみたいに行ってた時に知り合った方がフェイスブックを見て声をかけてくれたのだ。
その人は障害福祉の仕事をしつつ、個人では民生委員の活動をするという福祉の神様みたいな人だ。おまけに飛び抜けて明るい。それだけでも素晴らしい才能だ。
そんな人に声をかけてもらい本当に嬉しい。今日ひといきbentoを食べてさらに元気になったことと思う。
終わりに
そんなこんなで順調に実績を積み重ねているひといきbento。特にゴール設定はしていないけど、続けていけばまた何かに繋がるだろう。
障害福祉の仕事をしていながらいろいろな経験をさせてもらえることに感謝である。