日本の人材不足は超深刻、人材不足と答える企業は50%、介護業界では65%。
日本人の労働人口は減少確定、生産性という尺度からみると弱体化が確定。
政府は票への影響が少ない手段で慎重に、でも着実に移民国へ舵を進めている。
当社みたいな零細企業が外国人雇用を考えるのは未来の話かと思ってたら違った。
この人材不足の時代でも、経営を有利に進めるために行動あるのみ。
とゆーことでミャンマーに来ました。
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超親切!
※このブログのほとんどは本の情報です
“世界一やさしい!外国人雇用1年生の教科書[入門編]”
日本は外国人労働に関して後進国
日本はほぼ自国民で発展してきたので、外国人労働者に頼らなくてもよかった。
その中でも”主に日本人がやりたくない”ことを、「技能実習制度」という名目で外国人に働いてもらってきた。
技能実習制度での就労分野は限定的、かつ短期間で家族同伴が出来ない。
おまけに日本語は世界一難しい言語と言われている。
言語は労働面だけでなく、生活全体に影響する。
複雑な行政手続き、スーパーに行ってもどこに何があるかわからない。
専門的な言葉が飛び交う医療機関でも、言葉のサポートはない。
外国人にとっては厳しい環境なのである。
労働面でも日本は魅力的な国ではない
- 日本語は世界一難しい言語
- 労働に対して独特の慣習
- 生産性が低く円安
主にこれらのことから、日本に働きに行く意義が少ない。
言語では、技能(特定技能)実習生の権利を取るために「N4」という検定に合格する必要がある。
N4を取得するためには約6カ月かかるらしい。
労働では「長期雇用前提」、「過重労働」、「合理的な判断に欠けようとも対立を避ける文化」で、世界的に見て普通ではない労働環境だという。
確かに、合理的な判断に欠ける意思決定は、会社という単位だけじゃなくこれまで何度も見てきた。
合理的な意思決定が出来ないから生産性も低い。
加えて超円安、日本のお金の価値がどんどん下がっている。
僕が子どもの頃は1ドル90円台って時代もあったと思うんだけどな〜、現在1ドル155円くらい。
6カ月の時間とコストをかけて日本でしか使えない言語を学び…
理解が難しい独特な文化の中…
下降の傾向が強い国で…
働く意義は少ないと言える。
先進国、韓国
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韓国は「雇用許可制」という制度で、国が管理する体制をとっている。
国が管理し仲介業者を排除することで、外国人労働者の余計な費用負担を抑えられる。
このような仲介業者排除の取り組みは、世界的にも評価が高いのだとか。
労働期間が3年という縛りはあるものの、1年10ヶ月延長できる。
さらに滞在中は韓国の言語や社会に馴染めるよう、国が支援に注力。
そこで一定程度の言語力を身につければ永住もできる。
このように入口、滞在中、出口までを国が支援して成果をあげている。
そんな韓国も、かつては日本の「技能実習制度」をマネて導入したらしい。
ただ、今日本でも言われているように「現代の奴隷制度だ」と批判を受けて2004年に方針転換。
グローバル対応をしなければいけない、という意識が高くフットワーク軽く転換できたのだろうか。
先進国、台湾
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台湾の外国人労働の特徴は、「雇用主への課税」と「語学能力不要」。
ただ、介護分野に限っては課税を免除している。
台湾は特に介護分野に注力している。
台湾で働く外国人労働者が、介護分野で働いている割合は全体の3割。
なんと介護現場に関しては8割以上が外国人労働者!
もう外国人労働者なしに台湾の介護は成立しないのだ。
僕も介護現場では言語力はそんなに必要ないと思っている派。
知的障害や自閉症の支援に関して言えば、反対に「過剰な声掛けをするな」と言いたい。
それをすでに体現している国があるとは知らなんだ。
終わりに
まだ本を読んだだけで机上の空論。
これからミャンマーで「日本で働きたい人」と会ってくる。
その中で得る外国人労働者の状況や斡旋にかかるカネなど、出来るだけリアルな話をブログや動画にしていく。
退屈しない人生に感謝である。
チェーズーティンバーデー (ကျေးဇူးတင်ပါတယ်)
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