お金の存在しない世界。ご利用者と海外旅行。車を人が運転しない、交通事故がない世界…
そんな妄想や空想をすることがある。
その中にスタッフ総社長の未来があるのだ。
実はこれも上手くいかなかったみたいだけど先駆者はいる。たしかこの本の一節にそのエピソードがあった気がする。
そうなることでどんなメリットや効果があるか考えてみたい。
スタッフ総社長とは
まず”スタッフ総社長”というのはどういう状態か?について説明が必要だろう。
これは一人一人が”会社を持つ”までいかなくてもいいんだけど、個人事業主になること。
今流行りのフリーランスって言葉を使った方がわかりやすいかもしれない。以下フリーランスにする
そうなると”会社と労働者”という関係ではなくなり、仕事の”依頼者と受注者”という形になる。
例えばホームページを作るWebデザイナーがいたとする。うちもホームページは自社で作るのではなく、別の人に頼んでいる。
この場合、
- 仕事の依頼者=株式会社障がい者ライフサポート
- 受注者=フリーランスのWebデザイナー
このような関係性となる。
ここで重要なのは雇用関係ではなく、”業務”を頼んだ人と頼まれた人という関係性なのだ。
スタッフにとってのメリットデメリット
そうすることで思い当たるスタッフが得られるメリットはこの3つ。
- 節税ができる
- 働き方が選べる
- 専門性が高まる
反対にデメリットは
- 責任が伴う
- 社会保険に入れない(雇用保険に入れず、健康保険が国民健康保険になり、年金が国民年金になる)
個人的にはこれをデメリットと感じないけど…ここで社会保険制度について議論するのはやめとこう。
節税
ここで具体的な話はしないけど、節税に関してはサラリーマンより会社やフリーランスの方が圧倒的にしやすいことは知っておいてほしい。
そういう仕組みだから、としか言いようがない。
僕も自分で会社を始めてから知ったんだけど、個人でも出来る節税はたくさんあるから、それまで何も考えずに納税していたことを悔やんだ。
学校で教えてくれよ〜とも思った。
学校で納税は義務だとは教えるけど、収入に対してかかる税金などに関して教えられた覚えはない。少なくても僕の最終学歴の中3までは。
同じように働いても”仕事の受け方”と”確定申告=知識”によって最終的に残るお金が変わる。
その代わり税金について学び、自分で確定申告をする必要がある。
その努力をしてでも収入にかかる税金についてはみんな学んでおいた方がいい。
働き方が選べる
フルタイムで働くとなると休みは週休二日制、有給休暇が基本になる。
それがフリーランスとなるとそれぞれの契約によって決まるから、週休三日でも週休四日いいし、「夏は一ヶ月休みます」なども自由だ。
反対に「来月は週6日働こう」なども出来る。
時間だって契約次第で自由だ。
次の項目で説明する”分業”にも繋がる話だけど、8時間働かないって選択肢もできる。
サービス提供時間などの直接支援や、チーム連携に必要なミーティングなどの業務以外はやらないってポジションが取れる。
そしたら給料が減るのでは?と思うが、フリーランスは給与ではなく報酬になる。
事業所が依頼する業務を果たしたら報酬発生となるから問題ない。
分業ができる
これは何を言ってるかというと、介護業務を請け負うのだから掃除や送迎などはしない、という選択ができるのだ。
その道のプロでありたいなら、その他のことは捨てるべし、なのである。
これに関しては有名保育士YouTuberの”てぃ先生”が上手いこと説明しているので、参考まで。
終わりに
ここに書いてあるすべては誰かが実現しようとしている。
人間は不可能なものをイメージしないらしいので不可能ではないのだろう。僕の生きている間なのかどうかは別として…
「ご利用者と海外旅行」は自分の会社でやりたいことだから、誰かがやってくれるものではないかww
そして税金に関してもそれぞれ考えがあるだろう。積極的に払いたい人もいるだろうし、節税したい人もいる。
これらのすべての情報や手段がネットにある。
インターネットで情報が平等になったからこそ、行動・実行することの価値が高まったのだと思う。
改めてOWNDAYS 田中社長の
「知ってる、出来る、やってる?」って言葉を思い出す。短い文だけど重みがある。