2021年 八幡施設の開設で新規事業の展開は「もうしばらくいいかな〜」と思っていた。
しかしうちが提供しているサービスでは受けれない(合わない)ご利用者もいて、困ってるらしいよって話を聞くと、「やっぱもう少し頑張ろうかな〜」って気になってくる。
新規事業立ち上げは時間、お金、労力、人手…とにかく大変なのだ。
最近の事業所は大きくお金をかけ過ぎてたし、規模も大きかったからかもしれない。
一方、各施設の定員は埋まりつつあるが、サービス質の向上の面ではまだまだ出来ることはたくさんある。
今回はその新規事業案とサービスの拡張について書く。
単独型小規模ショートステイ
うちのグループ会社である株式会社いろどりが始めたこの形。
ご利用者にとってメチャクチャ良い。何が良いかって言うと、
- 小規模で家庭的、目が行き届く
- 小規模だから大人数が苦手な人も利用可
- 送迎までやればご家族は超助かる
この業界のことをちょっと知ってる人は一つ一つ細かく説明するまでもないだろう。
でも知らないからこそ気付くこととか質問があったら言ってね。
うちのショートはグループホーム併設型だから11部屋ある。なので小規模とは言いがたい。
それ故に利用を躊躇したり、合わないってご利用者も多いのである。
これが机上の空論ではなく、実際に経営的に軌道に乗ったって聞いたときは、何か新しいものを発見したような気になった。
知的障害者特化型 重度訪問介護
漢字を羅列しすぎてもはや中国語のようだね、ごめんね。
これは訪問系事業のこと。
現在でも365日24時間、ヘルパーが付いて身の回りのことや支援を行なう重度訪問介護があるんだけど、僕の知ってる限り身体障害者の利用しか見たことがない。
しかし知的障害者も利用している噂は聞いたことがあるし、少数だが知的障害者への支給決定があるという国の資料を見たことがある。
重度訪問介護となると在宅での支援なので、グループホームと同じ”暮らしの支援”となる。
大人数が苦手な人にとってグループホームはハードルが高い。
だったら少人数のグループホームを作れば?と思う人もいるだろう。
しかし僕の考えでは、”多くのサポートが必要な知的障害者”が住むグループホームは、少人数では経営的に問題があると思っている。
端的に書くと、限られた報酬の中でご利用者とスタッフの満足度を高めていくことが難しいという判断だ。
もちろん大人数の方が合う人もいるんだけど、合わない人にとっては新たな選択肢となる。
中古介護用品店ファニーの販路開拓
これは新規事業ではなく既存事業なんだけど、まだまだ始めたばかりで固定客などいない。
しかもこの売上で旅行に行こうというイベントを立ち上げてしまったので頑張らざるを得ないのだ。
You Tubeチャンネルより
社長ブログより
この販路開拓についていくつかアイデアがあるが、考えても始まらない(結果はわからない)のでトライ・アンド・エラーを繰り返すしかない。
アイデアに価値はなく、行動にしか価値は生まれない。
障害者がありがとうと言われる社会
うちの会社の経営理念なんだけど、この経営理念・行動指針を以て支援計画を立てれば、みんながハッピーになること間違いなしなのだ。
すなわち既存事業のご利用者満足度アップである。
どんな人だって誰かの役に立ちたいと思っている。そして実際に役に立てた時の喜びは”ひとしお”だ。
僕たちは、介護が必要な人の身の回りのお世話だけをやっていればいいわけでない。
その先の仕事に、介護職にとっての本当のクリエイティブな仕事があると思う。
それらを一つ一つ丁寧にやっていこう。
この子らを世の光に
偉人たちの言葉は洗練されている。
終わりに
困ってるご利用者に提供するサービスを、他社が作ってくれるのならもうやらないんだけど、この業界に貢献できることがあるのならもう少しだけやろうかな…
やるとしても必要なものをダイレクトにスモールで。
ブログ書いてたら他にも色々思い付いたので一つ一つやっていこう。
それにしてもアウトプットが一番の学びなのは間違いない。