先週「自閉症の全体像」という動画を公開した。
久しぶりに現場寄りの学びと新しい挑戦をしてよかった。
これも中長期的な「集客」「採用」に変わりない。
スタッフへの「教育」の要素もある。
ただ、このテーマは今までずっと避けてきたテーマだ。
自閉症を理解する第一歩
- 誠心誠意ではうまくいくとは限らない、逆に状態が悪くなることもある
強度行動障害支援者養成研修の本にこのように書かれている。
自閉症の支援には確実に知識が必須である。
昔は「一生懸命やれば伝わる」みたいな精神論があったような気がする。
ただ、医学と教育の体系化によって精神論での支援方法は終わった。
体系化されるとは、知識と技術に変わることを意味する。
さらに「本質的に学ぶ」とは研修を受けることでも本を読むことでもない。
人に話すことだ。
インプットとアウトプットの割合は3:7がいいとされている。
よりベターな方を
YouTubeは「広告宣伝」が目的だと、ある程度注目を集めないといけない。
注目を集めるとは、YouTubeのアルゴリズムに乗っかり、再生数と登録者を増やす必要もある。
プレイヤーが少ない分野では、視聴者が少ないので再生数や登録者も伸びない。
例えばパソコンの分野なら、
「プログラミングの専門的なコードの書き方!」
より、
「Excelの作業効率を上げる3つの方法!」
の方がいいのである。
障害者支援の分野だと、
「宇宙一わかりやすい行動援護」
より、
「自閉症の全体像が掴む」
の方がいい。
ベターに手を付けないのは、筋肉を付けたいのに足のトレーニングをしないのと同じだ。
足は全身の筋肉の70%を占めている。
やりたくなくてもベターに手を付ける理由
シンプルに結果を出したい!
それだけなのだ。
結果を出すのが社長の仕事である。
結果とは、中長期に渡って「利益を出す仕組み」を作ること。
反対に言うと結果を出せない社長は、利用者さんにもスタッフにもいい影響はないから変わらなければいけない。
「じゃあ何故今までベターに手を付けなかったのか?」
と聞かれると、「臆病だったから」としかいいようがない。
自閉症は医学的にも研修的にも体系化されたテーマなだけに、僕には勇気が必要だった。
僕は「障害福祉サービスの解説」や「抽象的なテーマ」が得意だと認識している。
だから今回はあくまで”本の解説”にして、自分の意見は抑えた。
自閉症に関する動画は全部で3本撮っているので、その結果を見て次の”ベター”を攻めるつもりだ。
とにかく結果を出したいから。
本質はサービス向上
こうやってWEBで注目を集めることは経営を有利に進めるための”手段”に過ぎない。
本質は『サービス向上』。
これ以外に利用者さんから求められてることはないのだ。
ただ、今回は現場での教育でも役に立てたと思う。
『広告』だけでなく『教育』でサービス向上を狙いたい。
原因論から抜け出す方法
- 「本当の自分なんてない」
そう「決める」ことで自分の領域が広がる。
あるインフルエンサーの発信をキッカケに気付いた。
最近は結構同じ仕事を繰り返していた。
そうすると「この分野には手を出さない」「僕はそういう人間ではない」などといつの間にか自分にレッテル貼りをしていた。
他人には「あの人ってこういう人だよね」「お前ってそうだよね」。
そういって簡単に大きくカテゴリ分けするくせに。
自分のことになると「僕は〇〇だからそういう人間ではない」と特別な事情を持ち出す。
ただ、自分へのレッテル貼りは気付けない。
その時は、最近「新しい挑戦」をしたか?聞いてみるといいかもしれない。
もし「新しい挑戦」がないなら、自分へのレッテル貼りが始まっているかもしれない。
社長ブログより
終わりに
これをキッカケに自分の分野なんて気にせずにやってみようと思う。
過去と今の自分を結び付けない。
「本当の自分」なんてないと決めてしまうのだ。