3月15日に福祉の就職フェアに出展してきた。
リアルイベントは出展者になることで様々な力が磨かれる。
今回で言うとブースデザイン、接客、イレギュラー対応、チームワークなど、創意工夫できる要素が詰まっている。
出展準備から当日の運営まで、スタッフたちはそれぞれの力を発揮してくれた。
このブログでは、リアルイベントの良さと今回の就職フェアで得たことをレポートしよう。

久しぶりのリアルイベント
リアルイベントの良いところは、出展までの準備と創意工夫で様々な力が磨かれること。
- ・ブースをどう作るか?
- ・求職者が知りたいことはなんだろう?
- ・当社が見せたいものは?
- ・それらをどう表現しようか?
など、創意工夫がてんこ盛りなのである。
就職フェアの主な目的は、仕事を探している人と求人を出している企業のマッチングだ。
仕事を探している人のメインは学生で、出展者は福祉サービス事業者。
今回当社は事業者の1つとして出展させてもらった。
コロナ以降、リアルイベントは減っていたから久しぶりの参加はわくわくした。
ブース作りの創意工夫
今回は手作り感のある素晴らしいブースが完成した。
久しぶりに会った他社の社長さんからも「ブースが素晴らしいですね」と褒めていただき、スタッフの頑張りが報われた瞬間だった。
実はブース作り、デザインがパッケージ化され販売されている。
このようにデザイン会社がパッケージ化して販売しているからこそ、「じゃないもの」がインパクトを与える。
もちろんパッケージ化の良いところもある。
外注すれば手がかからず、その他に時間と労力をかけられる。
要は「何をして、何をしないか」。
ただ、今回は生活介護の活動の一環でも製作を行ったので、製作に関する時間と労力は大勢で行うことが出来た。
事前準備で接客力アップ
来訪者への説明は「接客業」そのものだ。
この接客もロールプレイを重ねて準備していた。
「どんな質問が来るか?」「何を伝えるべきか?」など、想定される会話をシミュレーションしていた。
準備不足だったらたぶん躓いていたであろう場面も見られたので、ロールプレイの成果をしっかり感じることができた。
この経験はきっと現場でも活きてくるだろう。
介護現場で起きる様々な事態も、事前準備をしていれば押さえられるものが多いのだ。
違う事業所のスタッフが協力し合い、お互いの得意分野を生かし合うことで、より良いものが生まれた。
目標達成ですね
今回は5時間でブース来訪者12人、そのうち施設見学が決まったのは2人。
事前に「目標施設見学者2人!」と言っていたので、みんな”勧誘”を頑張ってくれた。
目標があることはプレッシャーもあるけど良いものである。
反対にノープレッシャーの仕事は仕事ではないとも思う。
それと場所が良くなかったせいか来場者数は少なめ、会場の選定に改善の余地ありと感じた。
例えば広島駅の地下にある広いスペース(ビッグカメラとかと繋がってる)など、アクセスが良いだけでなく、イベントに興味のなかった人も立ち寄ってくれる可能性がある。
“その他”の予定もしっかり入れれる。
歌のイベントなども開催されるほどの広さがあるので、福祉の就職フェアでもいけるのではないだろうか。
ケチをつけているわけではない、会場準備で不備を感じることはなく素晴らしかった。
終わりに
「事前準備力」「デザイン力」「接客力」「仲間と協力して何かを作り上げる」「当日のイレギュラー対応」。
リアルイベントは発揮できる力と成長できる部分がてんこ盛りだ。
オンラインでは得られない学びや気づきがあり、僕もとても勉強になった。
今回の就職フェアで得られたものは「施設見学者2人」ではなく、一人ひとりの成長だ。
次回はさらに工夫を凝らして、より多くの求職者に当社の魅力を伝えられるようにしたい。
そのために。。。
みんなで”リアル現場”を良くしよう。
今、その準備を着々と進めている。