社長ブログ

反芻

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反芻とは、繰り返し同じ考えが頭の中をめぐってしまうことである。

心がざわつく時は大体同じことを反芻している。

反芻する原因は自分の場合、だいたい仕事上での出来事だ。

その90%以上は「今すぐ」どうこうできることではないし、誰かの言動だから自分じゃどうしようも出来ない。

今回はその「反芻を止める方法」について記事にする。

余計な反芻は誰もが体験しているだろうし、記事の中で紹介する「反芻を止める方法」は誰でも取り組める。

反芻は意識的に止められると自分の身体を守れるので、参考になる部分があれば是非取り入れてほしい。

自分が反芻すること

冒頭で話した通り、大体は仕事上で起きている。

  • ・「なぜ?あの人はこんなことをするんだろう?」
  • ・「自分の倫理観からは考えられない」
  • ・「こんなことを思う自分の感覚がおかしいのだろうか…」

こんなことが頭の中をグルグル回っている。

「それは変えられない」とつぶやく

最近「人生を変えるモーニングメソッド」という本を読んだ。

その中で紹介されていた、理不尽との向き合い方の話。

前章に書いたような反芻する言葉を口に出したりメモ書きする、一通り出したら深呼吸をして、

  • 「それは変えられない」

とつぶやく。たったこれだけ。

これはその場で1~2分で出来るからオススメだ。

「そんなことで…」と思うかもしれない。

ただ、実際口にしてみると、変えられるものと変えられないものを身体で理解できる感覚がある。

ちなみにメモ書きで「頭の中を外に出す」ことは超オススメだ。

そんなの「やらなくてもわかってる」「やってもなにも変わらない」って思った人ほど、騙されたと思って一度やってみてほしい。

トレーニングやウォーキングをする

最近ある人が「頭を空っぽにするためにトレーニングやウォーキングをしている」と言っていた。

確かに、足の筋トレや心拍数が160bpmを超えるようなランニングをしていると、「なぜ?あの人はこんなことをするんだろう?」とか考える余裕がない。

「しんどい!でも今止めるとお前は凡人だぞ?やめんのか!?」

トレーニング中はそんな自問自答を頭の中でしている。

今までは健康状態を高く保ち、高い集中力を発揮するためにやっていると思っていた。

「投下時間×集中力=生産性」だ。

でもそんなに追い込まなくても大丈夫。

軽く息があがるくらいのウォーキングでも反芻は止まる。

お風呂に入る

シャワーだけで済まさずお風呂に入ろう。

少し熱めの体感温度にしておくと、刺激が入っていい感じ。

筋トレと同様、刺激を入れて他のことを考えられなくするのだ。

お風呂の時にスマホなどを見てしまうと、余計な思考が入ってしまうので厳禁。

とはいえ、僕もお風呂は退屈で苦手だ。

なのでお風呂の中で歯磨きとデンタルフロスをしている。

歯磨きとデンタルフロスで約15分かかる。

サウナもお風呂と似たような目的でオススメ。

ただ、サウナは「今すぐ」には出来ないからお風呂の方がオススメ。

瞑想する

朝起きて窓を開け、スマホで5分タイマーをセットして静かに座るだけ。

「瞑想?はいはい、聞いたことがあるけど価値は感じません」そう思った人が多いのではないだろうか?

僕も1週間前まで、そう思っていた。

これまた「人生を変えるモーニングメソッド」という本で考え方が変わった。

「モーニングメソッド」というだけあって朝起きてすぐにやる。

今までは起きてすぐに仕事や読書をしていた。

それをしたい気持ちをグッと抑えて…

「何でこの仕事やりたいんだっけ?」

「あの本に期待してるものって何だっけ?」

「あ、鳥の鳴き声心地いいな」

「(呼吸に集中して)肺の位置はここらへんかな」

いきなり作業ではなく、心を強制的に落ち着かせて取りかかる。

これは理屈をこねくり回してもなーんもわからんから、つべこべ言わずに一回やってみよう。

終わりに

ここまで読んで気付いた人はいると思う。

要は身体に刺激を入れたり、不要な刺激を遠ざけたりして、自分の感覚を取り戻すのである。

反芻したって仕方ないとわかっていても、反芻はしてしまうものだ。

「それは変えられない」

だから反芻した自分に気付いたら、刺激を取り入れたり遠ざけたりしてみよう。

そうすれば、昨日より充実した時間が過ごせるはずだ。

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