社長ブログ

できなかったことができるようになる〜前編〜

成長の定義を「できなかったことができるようになる」とする。

できなかったことができるようになると、精神的に自立し、内発的なモチベーションが生まれ、収入が増える。

その体験は、他者に依存しない強さが生まれ、継続的な動機を作り出し、経済的な価値も生み出す。

成長とは、クオリティ・オブ・ライフそのものなのだ。

その意味と僕が経営者として、これまでできなかったことも紹介しつつ、これからの決意を語ろう。

精神的な自立

精神的な自立とは、他者の評価に依存せず、自分で自分を認める力のこと。

それは、自分を高めようと努力し、他者へ貢献する過程の中で養われる。

「誰かに認められるためではなく、自分がどう在りたいか」という目的を持って生きることで、その力はより強固になる。

他者からの承認や評価を求めるのではなく、あくまで「自分が自分をどう見るか」が重要なのだ。

ただ、ここまでは個人単位での話。

会社単位では違う。

なぜなら、会社内においての評価者は「会社」だからである。

  • 会社の中では自己評価は存在しない

この考えから、「自分で自分を認める力」ではなく、成長して「評価を勝ち取る力」が必要となる。

また、「褒められるから頑張る」のではなく、「評価を勝ち取るために頑張る」のである。

これが名著「嫌われる勇気」の主張と、僕の考えの違いなのだと理解した。

他者を必要としないモチベーション

モチベーションは2種類ある。

内から湧き出るモチベーションと、外から与えてもらうモチベーションだ。

株式会社障がい者ライフサポート【広島市】
過去の社長ブログも参考にしてほしい

重要なのは内から湧き出るモチベーションでポイントは2つ。

ポイント1つ目、高い健康状態を保つこと。

結局人間は動物。

体内から分泌されるホルモンで人格まで左右されるという。

健康状態を高く保つとホルモンが適切に分泌され、感情コントロールがうまくいき前向きになれる。

ポイント2つ目、「成長できてる感」がある時。

成長とは、できなかったことができるようになる、と定義する。

できなかったことができるようになり、日々成長を実感していればモチベーションが低いなどと感じる暇すらないのだ。

例えば、子どもや新社会人や新入社員、彼らは基本モチベーションが低い状態などない。

日々全力で遊び・学び、クタクタになり、「明日は今日よりできるようになりたい」と寝る。

その繰り返しの中では、「成長できてる感」がありモチベーションはいつも高い状態で保たれる。

僕もモチベーションか上がるとか下がるとか、高いとか低いとか…

考えたこともなかったから、「モチベーションが上がらない…」と言われた時、解答に困った経験がある。

収入が増える

できなかったことができるようになると、シンプルに収入が増える。

基本的には、供給が少なく需要ある能力を持つ人材が、高い報酬が得られる仕組み、なのだ。

簡単に言うと、実力があれば収入が増える。

今の職場や所属する事業所で「正しく評価されてないから収入が上がらない」と思う時もあるだろう。

ただ、スキル・実力があれば好条件の職場への転職だって簡単に出来る。

転職までしなくても、今いる会社で新規事業立ち上げの時には必ず声がかかるだろう。

新規事業に加わることは収入だけでなく、スキルや実力を身に付ける大きなチャンスだ。

そういうチャンスを掴み続ける人は、複利で資産が増えていくのと同じように、実力と収入が増え続けていく。

逆を言うと、そうしないなら「逆の結果」になる。

僕が今までできなかったこと

僕は今までスタッフの給料をあげたいと言いながらも、「他社と比較して別格」まで引き上げることができなかった。

そのために介護報酬を上げる、効率よく経営していくなんて当たり前。

「他社と比較して別格」まで引き上げるなら、「介護事業以外からの収入を継続的に得る」必要がある。

それは現場に出ていない僕の役割だと認識していた。

ただ、出来ない(やらない)言い訳ばかりしてきた。

  • ・自分だけが努力をして別の事業から稼いできたとしても、会社の実力とは言えず継続性がない
  • ・また、その別の事業が僕にしかできないのであれば、それはいわゆる属人化である
  • ・リスクは僕、リターンはスタッフ?

仮に僕が数億円で不動産を買って不動産賃貸業で成功し、スタッフの給料をあげたとする。

自分だけが大きなリスクを背負い、リターンはスタッフに渡すという矛盾を感じていた。

こんな風にいろんな言い訳をしてこれに取り組まなかったんだ。

ただ、もう一人の自分がいつも頭の中で声をかけてくる。

「ごちゃごちゃ言ってないで結果を出せよ」と。

だからこれからそれに取り掛かりたい。

終わりに

「できないことができるようになる」とは、単なるスキルアップ以上の意味を持つ。

それは精神的な自立を促し、内発的なモチベーションを生み出し、最終的に収入向上にも繋がる。

僕は経営者として、これまで先送りしてきた課題に取り組むつもりだ。

スタッフの処遇改善という、できなかったことができるようになるために。

それは「他社と比較して別格」である必要がある。

人は何者にでもなれる、いつからでも。

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