役員ミーティングで現場の部長職から「色々と大変ですよ」という声を聞いた。
わかる!
しかし、新体制を取った今、僕が注力すべきは3年後、5年後の果実を得るための種まきだ。
種まきはすぐには効果が現れない。
芽が出て、枝葉が広がり、木になり、やっと実になる。
そもそも実になるかどうか確定してはいない。
ただ、種をまかなければ実にならないことは確定している。
新体制を取って役割分担をした意義について、ブログにしておこう。定期的に。

なぜ今、現場の声に直接応えないのか
新体制の役職者たちから「色々と大変なんですよ」と聞いた。
その声を否定するつもりはないし、協力を惜しむつもりもない。
しかし今回、新社長と部長の4人を据え、僕が意思決定の中心から一歩退いた理由がある。
それは、3年先の未来に向けた投資に集中するためだ。
- 「大変だよね!何か手伝えることはあるかな?」
そう寄り添っていては、将来得られるはずの果実を逃してしまう。
今、僕がやるべきは種まきであり、それを信じて行動することだ。
3年後を見据えた5つの投資
1. 気合の入った研修動画の作成
長尺の研修動画を制作中。
「どうも少し前からYouTubeで長尺の動画が優遇されている」という編集者からのアドバイスである。
公開してすぐに効果が出るものではない。
ただ、認知を広げ将来の採用や理念共有の大きな武器になる。
2. AI検索対応のホームページ改良
数年後、AI検索が当たり前になる時代に備え、ホームページを改良している。
「AIが重視するのは「実績」だろう」
「何かの評価軸がないとAIとしてオススメ出来ないし、根拠のないオススメはしないはずだから」
とこれまた詳しい人にアドバイスをもらった。
利用者さんやスタッフの声を訴求して、AIに評価されるページを作る。
公式ホームページ 利用者様とのお約束
公式ホームページ スタッフページ
3. RPAとAIを前提とした業務設計
請求ソフトを高価格アプリから無料アプリに乗り換えた!
なんと簡易入力ソフト!
※簡易入力ソフトがわかる人は古参確定ですm(_ _)m
これはすべてRPAやAIの活用を前提とした仕様に切り替えるためだ。
中途半端なアプリケーションは邪魔になってしまうのだ。
今からコスパを最大化する設計を進める。
4. 識学の導入
ここが本丸、組織マネジメント強化のため、識学を導入する。
これは仕事だけでなく人生においても役立つ「学問」だと考えている。
重要なのは感覚とかセンスで行う組織運営でなく、「学問」として行う組織運営である。
全スタッフ80人に浸透させるには時間がかかるだろう。
ただ、もっと規模が大きくなっても機能する組織を作るために不可欠だ。
5. 介護報酬以外の収入源
中古車いす販売と福祉車両レンタカー事業を細々と始める。
地域に必要とされるサービスであり、社会貢献と自社の利益を両立させる。
YouTube公式チャンネル
福祉車両レンタカーファニーの宣伝動画
今は未来への投資に集中し、「あの時のこの決断して良かったよね!」と3年後、5年後にみんなで笑い合える会社を作る。
識学導入で目指す組織の姿
識学は仕事だけでなく、人生においてもマジで役立つ学問だと思っている。
呼吸をするように識学に沿った意思決定が出来るようになりたい。
もちろん自分だけでなく新体制の4人にも。
むしろ新体制の4人が習得することの方が重要度は高いだろう。

それをもって会社全体に浸透させていく。
もっと言うと自分の子どもにもこの概念を教えてあげたい。
余計な迷いと摩擦が減れば、利用者さんへのサービス向上に集中できる。
自分の人生で言うとQOLが上がるのだ。
もっと規模が大きくなっても機能する組織を作るには、今仕込むしかない。
組織マネジメントは規模が小さいうちにやっておくべきだった。
終わりに
現場が大変なのはわかる。
それでも、僕は未来に投資する。
動画作り、RPAとAIのシステム投資、識学の浸透、新規事業の運営——すべては3年後、5年後にみんなで笑い合うために必要なアクションだ。
今は種まきの時期。
地道に、コツコツと、頑張っていきましょう。
よろしくお願いします。


