数日前に投稿した【訪問介護】の記事に続いて、同時に立ち上げる単独型ショートステイ事業について書く。
“始める意義”が訪問介護事業と同じだし、同じ人間が書いてるので同じ文章になるけど、一緒に働いている人や転職を考えている人は何度でも見てほしい。
この意義を知って共感してくれた人とだけ働きたい。
「働くのはどこでもいいっす」って人はよその事業所へ行ってほしい。
どこも人財不足、介護職というだけで引く手数多、即採用なのだ。
活字が苦手な人も安心してください。
動画で喋ります。近日撮ります。
新規事業【単独型ショートステイ】の意義
この2つの事業で達成したいことは「知的障害者の暮らしを支える」ことだ。
そこで何故ショートステイが必要なのかと言うと、緊急時でも泊まれる場所が必要だから。
例えば、
- 保護者や支援スタッフの病気、入院、休暇
- 災害で自宅にいられない(電気が止まるなど)
これらのことは予測できないことが多いので、個人的には定期的にショートステイを利用しておいてほしいと思っている。
僕たちと同じように、頼れる人と場所を増やしておくって狙いもある。
今回は介護保険サービスの”小多機”の障害者版を作るイメージ。
- 宿泊→ショートステイ
- 通い→生活介護
- 在宅支援→重度訪問介護
- 余暇活動→行動援護(移動支援)
これらを広島市佐伯区に、すべて自社で用意しようという考えだ。
単独型・小規模に意味がある
とにかく小規模にはご利用者にとっての価値が高い。
繰り返しだけど、少人数だと外泊可能な人が多いのだ。
加えて単独型で専従スタッフがいると、送迎や人に合わせた調理など、ご利用者にとって嬉しいサービスが提供しやすくなる。
うちはすでにショートステイはやっているのだけど、グループホーム併設型だ。
その名の通り、グループホームご利用者(約10名)がいる中で過ごし、泊まっていただく。
こうなるとグループホームご利用者の支援もあるので、送迎などはやりづらくなる。
様々な面で有益な事業所になれる。
障害者の宿泊系サービスは少ない
介護保険サービスは大手が参入しスピーディに施設整備がされる中、障害者の居住・宿泊サービスはゆっくり進んでいるように思う。
ちなみに福祉先進国では、特養などのハコモノの新規建設が中止されてるとこもあるけど、日本にそんな気配はない。
それどころか社会福祉法人の合併を促進しているので、大規模化→ハコモノ促進をしようとしてるのかな?と思う。
少子高齢化、移民を受け入れない、の理由から大規模化→効率化を図る以外に選択肢がないのかもしれない。
いづれにしても確かな理由はわからない。
そして僕はこういった面では”逆張り派”だ。
募集人数と要件など
- 社員2人、日勤・夜勤パート5人くらい
- 社員は強度行動障害の状態にある人の支援に就いたことがある人(入社して勉強することも可)
- 夜勤が出来る人
- 調理業務、入浴などの身体介護あり
- 歓迎要件として、送迎ができる人
施設概要
- 広島市佐伯区
- 一般的な住宅を活用(一戸建てかマンションか未定)
- 一日の最大利用者数は4人の予定
終わりに
ショートステイ・訪問介護の2事業を始めるのは簡単ではない。
でもこれ以外に「知的障害者の暮らしを支える」方法が今僕にはわからないのだ。
今の収益・スタッフ・(ある程度)効率化されたバックヤード・僕の経験、いろんなものが合わさって挑戦できるのだと思う。
株式会社らしくないこというけど、この事業に収益なんていらないから共感してくれた人は一緒に働き、心から感謝される仕事をしましょう!
こんな会社をどうぞよろしくお願いします。