中古介護用品事業は既存事業の付加価値を高め、物を売る勉強になり、広島市の皆さまに喜んでもらえる素敵な事業である。
施設ご利用者と遊びに行こうと思うと、「お金どうする問題」が付きまとうが、それも解消してくれる。
それに関する動画はこちら。
動画のネタまで提供してくれる。
このイベントの詳しい主旨についてはこちらも見てほしい。
中古介護用品の買取と販売、どちらにしてもなんとなくの流れは掴めてきた。
遅いと言われても仕方ない、僕の数ある仕事の中の一つでやっているから。
もちろん専業専従でやった方が成長は早いに決まっている。
近い内に専従スタッフを雇用する予定なので、今後の成長に期待しまくっている。
改めてこの事業に求めることと今の現状についてブログにしておく。
既存事業の付加価値
今やってる生活介護とグループホームの事業は、ご利用者に仕事を提供することが出来る。
今も色々やっているんだけど、内職などの”外部頼み”の請負業務も多い。
請負業務の問題点は、
- ・作業量や事業拡大など、自分たちではコントロール出来ない
- ・本当に一部しか担っていないので、内職部品が実際どのように使われているのかわからない
- ・どのくらい役に立ってるかも分かりづらい
それらを解消したいと常々考えていた。
中古介護用品事業は、商品の運搬、クリーニング、在庫管理の業務がある。
クリーニングは水洗いや拭き取りだけでなく、サビ取りや車イスタイヤの油差しなども重要なメンテナンスだ。
自転車のメンテナンスと一緒のようだ。
在庫管理では「値札を書く」業務もある。
やることは盛り沢山なのだ。
事業をやることはリスクを伴うけども、何もやらないこともリスクである。
近隣の事業所と繋がりができる
販売では主に介護施設やケアマネ(地域包括)などから問い合わせがある。
先日近所の特養から問い合わせがあり、車イスを3台も買ってくれた。
障害福祉だけやってると中々絡むことのない業種である。
相手側も同様のようだ。
介護施設との交流は積極的に行っていきたいと考えている。
ただ、コロナ騒動もみんな忘れかけてきたとはいえ、介護施設は元通りになる感じはなさそうだけど…
倉庫に棚を整備して在庫強化
買取と販売はわかってきたけど、在庫管理に関してはまだ”型”が出来ていない。
100㎡くらいの倉庫があるとはいえ、平置きしてるとすぐに商品で溢れるから棚を置いてみた。
ここら辺は今年1月に視察をした東京、大阪の業者の在庫管理方法がとても参考になった。
整理整頓をして商品を見つけやすく、お客様が来てもワクワクするような空間にしたい。
ちなみに棚作りは70才の僕の父が手伝ってくれた。
ここから落ちたら要介護になるのでは…とヒヤヒヤしたが今回は大丈夫だった。
いい運動になったと思う。
当店を見つけてくれるのは看板とネット検索
今この事業への問い合わせは平均して週に3件ほど。
割合としては看板7割、ネット3割くらいだ。
当店を知るキッカケは単一ではなく、看板で認識して、ネットで調べて問い合わせに至るケースも多い。
ホームページは本気で更新はしていないけど、競合が少ないので上位表示されやすいのだろう。
ここはもう少し努力する余地がありそうだ。
インスタは一旦中止している。
効果のある広告宣伝を行っていきたい。
サブスクも考えている
以前スタッフに「どうやって売上を伸ばすか?」ミーティングを行ったときにもあった意見。
介護用品は、
- ・値段が高い
- ・物によっては大きい
- いつまで使うかわからない
- ・「必要」が終わったら速やかに手放したい
これらのことからやはりサブスクとの相性がいいのではと再考し始めた。
施設系や教育機関でも、小規模なところは一過性のお金を抑えたいニーズは必ずあると思われる。
そもそも時代は所有から利用に変わっているのだ。
流れに乗るのが手っ取り早い、とりあえずやってみよう。
終わりに
この事業は将来的に国の介入で大きくルールが変わりそうな気がする。
落とし所としては、福祉用具レンタルの事業所全般が中古も取り扱うようになりそう。
しかしこれは勝手な先読みだし、来るかどうかもわからない未来のために努力する手を緩めたりはしない。
価値があると感じるならやれるところまでやってみて、波が去ったと思えば速やかに止めればいい。
今は期待でいっぱいの事業である。