社長ブログ

面の皮が厚い僕

投稿日:

欲望こそ生きる源である。

オリラジ中田さんが言っていて、見事に体現している。

僕も起業当時は、月給100万の給与明細が見たい!

そう思っていた。それを叶えられるようにはなったけど今は興味を失った。

僕の欲望はなんだろう。

あっちを立てればこっちが立たず

僕の起業目標は、

  • もっとお金がほしい
  • 介護スタッフの待遇を上げたい
  • ご利用者に特別なサービスを提供したい

少しずつではあるけれど実現してきている。

これらを叶えるには、ある程度規模が必要だったから必要な分だけ事業展開してきた。

規模を備えてきたらスピード感を持って進められるようになってきた。

冒頭に書いた給与100万もやろうと思えば出来るけどやらない。

それをすれば他の目標が遠ざかってしまうから。

それでも昔には戻れない

起業時と違い、僕は今妻がいて2児の父であり家族がいる。

そうすると家族が生活するお金が必要だ。

上の子がもう少しで3歳なので、教育資金のことも頭の片隅によぎってくる。

正直僕一人なら月10万あればなんとでもなる。厚生年金もいらないと思ってる人間だ。

もちろん望んでこうなったのだけど、いろんな面で若いままではいられない。

ニコボツ

成田悠輔さんが面白い話をしていた。

社会を変えた人たちには幼児性、異端性、武士性のいづれかがあると。

その中の武士性とはニコニコしながら没落する勇気。

今ある立場や築き上げたものを捨てることで社会にいい影響を与えることもある、という話。

まだまだ僕にも出来ることがありそうなので引退するわけじゃないけど、必要とされてないと感じたら早めにニコボツしようと思う。

紐を解く

同じような話をONE OK ROCKのTAKAがライブで話していた。

日本に限らず世界中で何かを築き上げた人たちが、それにしがみついて離そうとしないから、若者にチャンスが回っていないように見える。

何かを築き上げたことは素晴らしいんだけど…と。

その上で築き上げたものを”固く結んだ紐”となぞらえ、「おれはその紐を解く勇気も必要だと思う」と話していた。

たまたま同じ時期に聞いたこの2つの話を、別の話とは思えなかった。

終わりに

僕より上手く経営できる人がいればすべてを任せたいと数年前から思っている。

“上手く経営”ではなく、熱意を持って”行動”できる人かな。

今も生きる偉人の言葉を借りれば、インターネットで情報格差がなくなった今、行動にこそ最大の価値があるのだ。

面の皮が厚くなる前に紐を解き、ニコボツしたい。

その準備で今年度は自分の給料を下げようと思っている。

そして自分の給料とは関係なく、この業界に貢献したいというキレイそうな欲望は満たしたい。

関連タグ

«
»
ページのトップへ戻る
電話 お問い合わせ