みんなそう決め込んでいる、たぶん僕だってそう。
大半の人は、もっとお金が欲しい、もっと楽して生きたい、健康でいたい、人間関係の悩みから開放されたい。
そう思いながら何もしない。
本を読む、動画を見る、研修を受ける、オンラインサロンに入る、詳しい人から話を聞く、自分なりに考える。
それで終わり、大半の人は行動に移さない。
みんな決め込んでいる。
「私は変わらない」と。
気持ち良くなって終わるだけの人たち
最近受けた研修や教育系動画の内容を覚えているだろうか?
もし何の行動も起こさず覚えてもいないなら、それは学習ではなくエンタメだった、ということだ。
エンタメとは、好きな音楽を聞いたり映画を見たり、楽しむためのコンテンツを指している。
- 「いやいや!勉強したよ!」
勉強したつもり、になって気持ち良くなっただけだ。
音楽を聞いたり映画を見たりSNSをフラフラ見たのと一緒。
アウトプットをして初めて学びと言える。
昨日までと同じことをしてれば楽
よくあるのが電子マネーやネットバンキングを活用していない人たち。
未だに現金払いやATMに並ぶ人たちがいる。
支払いや送金だけでなく、電車もバスも新幹線も飛行機もスマホ一つでいいのに、財布に現金やカードをパンパンに詰めて不自由そうにしている。
みんな何も考えずに昨日までと同じ行動をしていたいのだ。
現代で生きるに困ることはない。
思考停止でルーティンのように生きてる方が楽だから。
主張はするけど変わらない
みんなそれぞれに正義を掲げている。
- 「私は正しい、私は間違ってない、私は努力している」
そんな人は”私の正義”と”目の前の人の正義”が違うことにも気付かない。
指摘されようものなら反発するか自分の苦境を熱弁する。
みんな「悪いあの人、かわいそうな私」を主張して「私は変わらない」と宣言している。
じゃあどうすれば…
例えば僕は最近、本や教材動画を見て「これいいな」と思った時はノートにメモをしている。
これでも立派なアウトプットである。
「重要な要素は書き出す」と決めて見ているので、エンタメを見る時の集中力とは違う。
例えばスタッフが悩んでいて僕が力になれそうなことであれば、具体的な助言と根本的な仕組み作りに注力する。
そのとき僕は、会社の利益とご利用者の利益を最優先に考え、組織の命令系統を遵守しなければいけない。
どんな時でも「みんなが思い通りに動いてくれない」などと「かわいそうな私」を演じず、「これからどうするか?」だけに集中する。
- 「演じてる訳ではないし、自分の正義(意見)を言う勇気がない」
ならば一緒に話し合って具体的な行動を一つ一つ起こしていこう。
一つ一つ進んでいくうちに、行動する前より勇気が湧いてくるはずだ。
私は変わりたい
そう仲間に話してみよう。
これも立派なアウトプットだ。
- ・こんな人間になりたい!
- ・みんなの力になりたい!
- ・ご利用者の役に立ちたい!
- ・提案することは怖い…でも勇気を出したい!
恥ずかしがらずにそう宣言してみよう。
「海賊王に俺はなる!」
そう宣言したワンピースの主人公のように。
あなたの人生の主人公は、あなた自身であるように。
終わりに
勇気を出すのは今、この瞬間である。
行動を起こして見える世界が変われば、あなたは変われるはずだ。
人は変えることは難しい。
自分を変えるのは簡単だ。
今できる。