2023年8月から始めた訪問介護事業。
始めたばかりの事業は伸びしろしかないのである。
- 「なんで今さら!」
知り合いの多くに言われた。
僕もまさか株式会社障がい者ライフサポートで訪問介護事業をやるとは思ってなかった。
でもこの会社にはやるべき動機があって、この会社だからこそ生むことが出来る価値がある。
そしてやるからには…である。
マンツーマンは素晴らしい
僕の介護職としての基盤は訪問介護員の時に出来た。
今でも覚えている。
- 全然大したことしてないのに、この感謝の量はなんじゃ~!
と、大げさではない。
しかも当時、それはそれは未熟な僕が失敗をしても温かく許してくれるお客様。
今ならそれがなぜかわかる。
自分のために一生懸命やってくれる人を責めようがないのだ。
訪問介護事業の課題
17年前、当時は募集をすればたくさんの応募があった。
本当に選ぶほど応募があり、求人を出すと面接対応等の業務が超大変で、求人はイベントと化していた。
しかし時代は変わり介護業界はどこも人材不足である。
特に訪問介護は、
- ・1人で対応するプレッシャー
- ・その場ですぐに相談できない不安
- ・自分が休んだらご利用者も会社(仲間)も困らせてしまうのでは…
- ・長期休暇が取れない
あげればキリがないくらい不安要素が出てくる。
でもこれくらいの課題はやったろうじゃないの。
僕の主観でいうと、施設で働いている方が圧倒的に楽だ。
しかし誰もが知っているように、楽なことと自分の成長は相反することが多い…
この会社でやる強み
一つは僕に訪問介護の経営感覚が多少あることだろう。
23才~28才までの5年間、管理者も新規事業所の出店もやらせてもらい、イチから作ったことがある。
そして今、会社全体では100人を超えるご利用者がいて、一番応えられていないのは居宅介護・外出支援の領域だった。
訪問介護はどこも人材不足。
ご利用者の中には最初から諦めている人もいる。
うちの会社にいるスタッフの数は現在約80人。
僕たちに出来ることはまだまだあるだろう?
弱みを補う
長いこと同じ業界、同じ分野、同じ仲間と働いているとどうしても視野が狭くなる。
「自分のやるべき仕事はこれでいい」
もはや無意識レベルでそうなってしまう。
たぶん僕も「これくらいでいいよね?」ってなってるんだろう。
その弱みを補うには環境を変えるのが一番である。
今までとは違う環境に身を置いて、新たな気付きを得るしかない。
それを会社全体で仕組み化してやっていく。
伸びしろですね
8月に認可を受けた訪問介護事業。
売上は8月0円。9月26万円。10月35万円。
目標とする月の売上は120万円。
あと85万円、売上を出す必要がある。
一番推し進めていきたい事業は行動援護サービス。
1回60分のサービス提供で換算すると205回で約120万円、目標達成となる。
月の平均営業日数は21日、60分の行動援護サービスを1日10回提供が目前の目標だ。
現在、当社スタッフ数80人。
仮に現在80名いるスタッフの内、20名が訪問介護と兼務で週2回サービス提供に入るとする。
- ・兼務スタッフ20人×週2回=週40回
- ・訪問専従スタッフ2人(現在)×週5回=週10回
- ・週50回×4週=月200回のサービス提供
これで目標達成となる。
兼務スタッフの数が増えれば一人あたりのサービス提供回数も減ってくる。
難しい数値ではないだろう?
終わりに
訪問介護事業を軌道に乗せるとはすなわち、人材確保である。
他社と同じことをやっていては同じくらいの結果しか得られないので、色々やっていこうと思う。
出来ることは全部。
手応えがあったところを伸ばしていけばいい。