社長ブログ

ズブズブの関係になればいい

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今日本に帰ってきてて、グループホームのミーティングに参加した。

会社の方針、利用者さんの満足度を可視化、言語化した上で、実際に入居しているAさんの支援に落とし込む話し合いに移った。

現状を共有すると、「Aさんの情報が足りない」となり、各スタッフでコミュニケーションを取り情報を集めて共有しよう、ということで終わった。

この「各スタッフのコミュニケーション」こそが介護職で発揮できる個性、クリエイティブだと思う。

そういえばAさんの、スタッフ側の共通目標も決まった。

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介護職のクリエイティブ

どんな仕事にもクリエイティブな要素はあると思っている。

介護だと、

  • ・ご利用者との特別で良好な関係性
  • ・ご利用者の生活(の質)のデザイン
  • ・ご利用者の活動を、地域課題や今の時代にあったものを提供する

こういったものが介護職のクリエイティブだと思う。

今回Aさんの支援のために達成したいのは、「ご利用者と特別で良好な関係」を作ること。

介護職でも個性は発揮できる

「良好な関係」を作るトレーニングは皆受ける。

柔らかい表情で、興味関心を持って傾聴して、肯定的に受け止め、出来るなら意向に沿ったご提案をする。

介護の入門テキストにも書いてある。

距離感が近ければご提案と同時に「肩をポンポンたたく」とか、「手を繋いで歩く」とか。

「一緒にピアノを弾く」とか、「買い物に行く」とかでもいいだろう。

支援者に与えられている権限は意外と多い。

利用者さんからの信頼が厚い人はこれが上手い。

人間関係構築のクリエイターである。

ネガティブリスト

ネガティブリストの方が自由度が高く、受け手にとって創造的であるという。

  • ・身体や精神に負担をかけてはいけない
  • ・ギャンブルはさせてはいけない
  • ・食事制限は守らなければいけない

仮にこれが利用者支援のネガティブリストだとしよう。

であれば、ドライブに行ってもいいし、旅行に行ってもいいし、酒を飲んでもいいし、バンジージャンプをしてもいいわけだ。

(身体的な負担と食事制限がなければ…)

介護の入門テキストのような入口から関係性を築き上げ、最後は一緒に酒飲んでバンジー飛べば特別な関係になれることは間違いない。

一言で表すなら、ズブズブの関係だ。

僕ならそうする。

終わりに

「社長が来てまた変なこと言いよるわ」と思った人もいるだろう。

ただ、日々の業務をやってると、どうしても視野が狭くなる。

そういう時は頭おかしめな人の意見も聞いた方がいいと思うのだ。

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