人材不足はすべての負の始まりだ。
人が足りないから…
- ・ゆっくりコミュニケーションが取れない
- ・サービス向上が出来ない
- ・採用に余計なコストがかかり利益が出ない
- ・利益がなければ給与も上げられない
応募があれば即採用。
もし採用ミスマッチが起きても”目をつぶって”しまうこともある。
ただ、チームの和が乱れるほどのミスマッチは目をつぶってはいけない。
即刻、改めるか去ってもらう必要がある。
集団の秩序に勝る優先順位はない。
悪人はいない
まず前提として、「悪人はいない」ことは前提としておく。
悪人ではなく、その職場において課題があるだけだ。
職場において課題があるスタッフは、風土に合わない、社会的スキルが足りない、そもそもこの仕事に向いていない(適正がない)など、理由は様々。
なんらかの理由があって課題が発生している。
ただ、みんな何らかの成果は出そうと努力はしている。
極端な話、朝起きて職場に行くだけでも頑張っている。
課題は修正可能なこともあるが、チームの和が乱れるほどのこともある。そんな時は…
責任者の頭をよぎるのは2つ
- ①辞められたら困るから放っておこう
- ②課題を指摘して指導、改善を図ろう
今、多くの責任者が①を選ぶ。
辞められると困るから。
他社からもよく聞く話。
僕も昔他の会社の人とこの話題になった時は、「ですよねー」と言って同じようなことをしてた。
みんなそうだからいいよね、仕方ないよねって。
でも自分にも相手(課題のあるスタッフ)にもウソを付くのが嫌だった。
明らかな課題を指摘しないのは、見捨てているのとおんなじだ。
うちの会社に属する以上、守ってもらわなきゃいけない秩序がある。
仕事のルールとプライド
サービス向上というか組織運営には、指示命令系統の徹底、上意下達が基本ルールだ。
利用者さんに心から喜んでいただくサービス提供をするなら、現場スタッフには妥協せず指導しなければいけない。
それが例え言葉遣い一つであっても。
よく「あの人はプライドが高いから指導を受け入れない」ってことを耳にする。
本質は逆だと思う。
僕が今まで見てきたプライドが高い人は、他人からの意見(評価)を”聞く姿勢”がみんなあった。
その意見を取り入れるかどうかは別として、冷静に聞いた上で丁寧に解釈して返す人。
基本ルールを守れる人が本当に活躍できる人材だと、僕は思う。
すべての責任は社長にある
現場スタッフの支援に問題があるのはサビ管・サ責と管理者の責任である。
その責任者を指導する責任は社長にある。(うちの場合は)
現場支援だけでなく、運営管理、売上、人材不足、資金繰り、納税…
事業運営で困ったことがあっても、社長は外部環境のせいにも、もちろんスタッフのせいにも出来ないし、してはいけない。
とどの詰まり、すべての責任は社長にある。
だから小さなほころびでも見逃してはいけない。
嫌われる勇気が必要なのだ。
余談
イーロンマスクは2022年、エックス買収後に7800人いた社員を3000人までリストラした。
何千人とリストラしても、イーロンマスクと一緒に働きたい優秀な人は湧いて出てくるだろう。
別にリストラしたいわけじゃないけど、成果にまっすぐ向かう行動が取れないとサービス向上なんてできないと思うんだ。
会社の成果、存在意義とは利益を出すことである。
日本はリストラをネガティブに捉える傾向が強い。
人口減少と超高齢化で衰退確定しているのだから、もっと移民を受け入れて流動性を高めればいいのに、と思う。
一時的に治安悪化や差別問題も出てくるだろう。
ただ、避けて通れないなら早い方がよくない?
終わりに
自分でコントロールできない話まで及んだけど…
とにかく自分に出来ることをコツコツとやっていくよ。
変化を拒んだり指導を受け入れない人もいるけどさ。
僕が優先するのは秩序だ。
理由はサービス向上。
それと、相手を思いやるなら指導は遠慮しちゃいけない。
それがホントの優しさだと思う。