「今年はこれやります!」
「今年はこんな努力をします!」
今までに誓った抱負はどれくらい達成されているだろうか?
そもそもその誓いは2月に覚えているだろうか?
年が変わっても人間は変わらない、日付が1日進んだだけ。
また1日、死に近づいたとも言える。
それなら本当に変われる要素を持ってる、”習慣”に手を付けてみてはどうだろうか?
習慣こそ自分を変える
習慣で人生の幸福度は上げられる。
見た目の魅力も、収入も、人間関係も、知識も、すべて理想に近づけられる。
新年に誓わなくてもいい。
思い立った日に行動するだけだ。
才能の有無に関係なく誰にでも出来ること。
それが習慣である。
ただ、ほとんどの行為は地味で快楽も少なくすぐに効果も感じない。
止めたくなることばかり。
本田圭佑の言う通り、「最大の敵はいつも妥協したくなる自分」なのだ。
小さな決めごと
人生の幸福度というとピンと来ないだろうから、小さな課題で例を出してみよう。
僕の課題はとにかく物を無くすこと。
財布(免許証もセットで)、メガネ、書類、大体の小型の物体は忘れさることが出来る。
だから管理をしなくてもいいように、
- ・電子化できるものはすべて電子化する
- ・物理のポイントカードは諦める
- ・メガネは付けなくてもいいようにレーシック手術もした
レーシックをしてもサングラスはするから、無くすことを前提に100均のサングラスにしている。(案の定、2回無くしている)
こんな感じで”忘れないための工夫”ではなく、”そもそも”から変えてしまうのがポイントである。
それは習慣に変わる。
僕はこういう積み重ねをするのが得意なのだ。
免許証の余談
免許証の右下に数字が書いてある意味を知っているだろうか?
そこには過去に免許証を再発行した回数が書いている。
僕は4回再発行。
4回も再発行すると、交通違反で警察に免許証を見られたとき不審者扱いされる。
「なんの仕事をしているのか?」「(仕事は)どれくらいやっているのか?」「それは本当か?」
最初はなんでそんな質問をされるのかわからなかったけど、「なんでそんなことを聞くのか?」、警察官に質問したら合点がいった。
近い人に宣言しよう
人は自分で決めて宣言したことは実行しようとするらしい。
相手は対して覚えてもないのに。
ここはザックリしたものじゃなく、行動レベルまで落としていくのが重要。
例えば「今年こそ〇〇の資格を取る!」ではなく。
「〇〇の資格を取るために、週3日、朝5時から1時間勉強する」
「その前日は9時に寝る」
とか、実際の行動レベルまで落とし込む。
そしてそれを監視してくれる人に宣言して、経過報告をし続けよう。
ポイントは出来なかった時も報告をすること。
出来なかったことで「自分はやっぱダメな人間だ!」などと思わなくていい。
計画変更をするだけだ。
「人を悪く言わず、自虐もしない、相手に協力的な姿勢を見せる」
これが僕の宣言、今年身に付ける習慣だ。
うまくいかない時や、自分や一般的な”是”とは違う行動を取る人を見た時、いとも簡単に批判的な言葉が出てしまう。
人の良くないところは呼吸するように言える。
それを止める。
それを吐いたところで大体の事態は改善しない。
ただ、「こんな表現したらウケるかも」ってことは反射的に魔が差してしまうかもしれない。
そこをぐっと堪えて、適切な表現で周囲を笑わせられる人間になりたい。
スタッフが成長できる仕組みを作る
もう一つあった、評価制度を通じて実現したい。
会社の利益を出すとは、サービス向上以外にない。
介護サービスは人の能力に左右される。
人の能力は先天性と後天性のものがある。
生まれ持った気質や体力、すなわち先天的なものは変えられない。
しかしインプット(学習)やアウトプット(行動)など、後天的なものは変えられる。
変えられる要素を、会社の仕組みとして取り入れたい。
また改めて動画やブログを通じて共有する。
終わりに
1年前にどんなブログを書いていたか見てみた。
実現したり志半ばで終わったりしたものがあった。
どうせ忘れる大きな抱負を吐き出すくらいなら、小さな習慣を変えると宣言してみてはどうだろう?
1つでも変えられたら自信になるはずだ。