社長ブログ

異常なレベルで整理整頓にこだわれ

生産性を高く保つには集中力が物を言う。

集中できているとは、目の前のことに没頭出来ている状態。

没頭するためには、目の前のもの以外の情報を遮断する必要がある。

ここでいう情報とは、文字や画像だけでなく、散らかっている部屋やデスク回りなどの環境も含まれる。

だとすれば、仕事や趣味など、やるべきことと向き合う時間は、視界に入るすべてこだわるべきではないだろうか?

そういう考えから、僕は自分が過ごす環境にこだわりがある。

部屋のレイアウト、キッチン、服、机の上、スマホの設定、お金の扱い方、パソコンのデスクトップ画面など、挙げればきりがない。

今回は生産性を高くする、高く保つためのコツを紹介する。

すぐに出来ることから時間のかかるものまで…

ただ、「めんどくさいな」と思ったものは成長できる要素が必ずあるから参考にしてみてほしい。

基本の姿勢

  • ・服も物も買わない置かない
  • ・1週間(ものによっては1ヶ月)使ってないものは捨てる
  • ・めんどくさい、と思った瞬間を見逃さない。すぐに紙にメモをする

整理整頓をする、前の基本の姿勢として「物を持たない」のが一番だ。

物を所有すると管理と保管コストが発生する。

管理とは、例えば服だと洗わなきゃいけないし時期によって衣替えを考えなきゃいけない。

クローゼットのスペースも取る。

保管コストとは、物を保管するスペースにかかっているコストである。

例えば家にあるタンス。

家の家賃が月100,000円、広さ100㎡の中に1㎡のタンスを置いていたとしよう。

とすればこのタンスの保管コストは月1,000円である。

また別の見方で、その1㎡があれば「家族でもっとワイワイ」することが出来たのであれば、その「機会損失」も発生している。

「何かを買う(やる)」ということは、「別の何かを捨てている」ということなのである。

これらのことをほとんどの人はあまりにも軽視している。

だから「そもそも物を持たない」、もしくは「一定のルールを決めて捨てる」。

捨てる勇気が出ない人は「押入れの奥深くにしまおう」

1つポイント、気になったことは必ず紙にメモをする。

ポイントはスマホではなく紙で。

そして実行されるまでその紙はポケットの中に持ち続けること。

改善の余地は必ずある

完璧な状態に辿り着いている人はほぼいないので、家でも職場でも必ず改善の余地がある。

散らかった空間は頭の中の思考を妨げ、集中力を低下させる。

何年も同じ職場に通い続けると、その環境に慣れ、徐々に汚れたり物が増えたりしても違和感を覚えなくなる。

部屋の隅、テレビや冷蔵庫の裏、そしてだらりと垂れ下がったコンセントの配線など…

普段意識しない場所にこそ、埃が溜まっていたり、無駄なものが置かれていたりする。

これらの「盲点」に意識的に目を向け、「もっとスマートにできないか」という視点を持つことが、整理整頓の第一歩となる。

他事業所スタッフの視点を取り入れる

同じ会社の他事業所のスタッフは、あなたの職場に対して新鮮な目を持つ。

外部の視点は客観的に評価する上で非常に有効だ。

彼らは日頃の慣れからくる見落としがなく、気になる点があれば率直に指摘してくれる可能性が高い。

身内だからこそ、職場の汚れや整理整頓の不備についても、同じ会社のスタッフとして遠慮なく意見を伝えやすい関係性がある。

定期的に他事業所のスタッフを招き、彼らの意見に耳を傾けることは、自らの職場環境を改善する大きなきっかけとなるだろう。

ただ、注意することが1つある。

それは指摘されたことは即改善すること。

そうしないと次は指摘してくれない。

清掃業者を招く効果

清掃業者を導入することは、単に清掃を任せるだけでなく、自発的な整理整頓を促すキッカケになる。

なぜなら業者が清掃に入る際、必ず物をどかす必要があるからだ。

例えばエアコン清掃であれば、脚立を置くためにその下の物を移動させなければならない。

この「物をどかす」行為が、普段見過ごしていた散らかり具合を気づかせる。

業者に綺麗にしてもらうこと以上に、こちらがやるべきことが生まれ、自分たちが物を整理し、不要なものを処分する機会が生まれるのだ。

外部の力を借りることで、強制的に整理整頓を強いられ、結果として職場の美化意識が高まる。

田中ひではるを呼ぶ意味

恥ずかしがらずに言うと、僕は環境だけでなく生き方というか在り方に美意識やこだわりがある。

そんな僕を呼ぶことは改善の良い機会、職場の環境改善に大いに役立つだろう。

整理整頓は、単なる美意識に留まらず思考を研ぎ澄ませ、仕事の生産性を向上させるという認識から生まれている。

利用者さんへの質の高いサービス提供のためには、まず働く環境が整っている必要がある、という考え方にも繋がる。

職場の整理整頓は単なる作業ではなく、利用者さんへの配慮・サービス向上である。

具体例をいくつか

  • ・そもそも物を安易に買わない、もらわない
  • ・物は平置きせず、上下の空間をうまく使う
  • ・小物はフックにかけると便利
  • ・コンセントはケーブルボックスに収納する
  • ・ケーブルはケーブル収納カバーを使う
  • ・PCのデスクトップ画面には「ゴミ箱」以外おかない
  • ・ブラウザのブックマークは極力アイコンのみ(名前を消すだけ)
  • ・机の上はモニターとボールペン1本、ティッシュは机下に貼り付ける

細かいことを挙げればキリがない。

小物はフックにかける
パソコンのデスクトップ画面
ブラウザのブックマークは極力アイコンのみ(名前を消すだけ)

終わりに

職場の整理整頓であなたの思考を研ぎ澄まされる。

また、気持ちの良い環境で利用者さんへの質の高い支援を提供することが可能となる。

整理整頓は単なる清掃活動に留まらず、「私たちはあなたを歓迎しています!」という利用者さんへの敬意である。

そして何より、あなたはまだまだ成長する。

そのための空間を今日、手に入れよう。

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