社長ブログ

対人関係の悩みを遠ざける(後編)

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後編では、実際どのように対人関係の悩みを遠ざけるか?について僕の意見を書く。

前編はこちら

株式会社障がい者ライフサポート【広島市】
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中編はこちら

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精神的に自立する

  • ・必要以上に他者に依存しない
  • ・自分の身の回りのことは自分でやる。

簡単な言葉だけど、これだけでいいのかもしれない。

子どもは「お腹がすいた」「眠たい」「かまって欲しい」をすべて泣いて表現する。

一方、大人は同じようなことを色んな方法でやる。

用もなく自分都合でラインを送る、用もなく飲み会に誘う(群がる)、愚痴を言う、パワハラをする、孤立して心配されようとする。

あらゆる方法で注目を集め他者に依存してくるので、子どもよりたちが悪い。

僕は精神的に自立できたかな、と感じられたのは3年前、37才くらいかもしれない。

ただ、いつも一定であるとは限らないので自分の心と行動を定期的に見直す必要がある。

精神的な自由を追求する

本当の自由とは「嫌われることを恐れないこと」と書かれている。

反対に「他者から好かれる人生」は不自由なのである。

それは中編に書いたように、相手が自分のことを好きになるかどうかは相手の課題だから。

相手の求める行動は、自分のやりたい事とは限らない。

とはいえ、僕も言うべきことを言ったとき、「相手を怒らせたかも」「嫌な気分になってるっぽいな」と思った時はフォローを入れるよう心がけている。

もしそれでもフォローしきれなかったら、「まだまだ自分も未熟だな」とある程度反省はしつつ…

「僕と関わるほとんどの人は、僕の言動が気にならない、これはこの人の課題だ」

「僕は僕の思う他者貢献のために言うべきことを言ったのだ」と割り切る。

課題の分離である。

誰に媚びるでもなく、相手(チーム)に思いやりを持ち、自分が出来ることを、嫌われることを怖れず勇気を持って行動するだけ。

これに尽きるのだ。

本能に抗い自由になる

「嫌われる勇気」では本能にも近い承認欲求さえも否定している。

これも前章と同様、その欲求を満たすには他者を必要とするし、終わりがない。

職場で愚痴を言って同調してもらうことも然り、ネットにどうでもいいことを投稿することも然り、そんな居場所を探し続ける人に精神的な自由が訪れる日は来ない。

この豊食の時代、食欲だって簡単に必要以上に満たせる。

毎日安酒に酔うことだって出来る。

その結果、動きは緩慢になり病気にかかり身体が不自由になる。

あらゆる本能に抗うことが自由の追求だと。

僕もそう思う。

キツイ言動をする人には淡々と

職場内で相手が嫌がる言動、いわゆるパワハラをしてくる人には淡々と対応しよう。

淡々と対応をする、距離を置く、それでもダメなら上司に相談する。

それ以外に方法はない。

もしその人と話せる仲だとしても、変えようなどとは思ってはいけない。

話を聞いてあげたら落ち着くかも、とも考えてはいけない。

人は喋れば喋るほど「自分は正しいのだ、悪いのは他者(会社)なのだ」という考えを強化するだけである。

アウトプットは自分の考えを整理・定着させる効果がある。

その悪い効果バージョンが出来上がってしまう。

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これからどうするか

精神的に自立していない人に絡まれてしまった時はこの質問を投げかけてみよう。

そんな人の話は「悪いあの人」「かわいそうな自分」に終始している。

画像は、アドラーが実際にカウンセラーでも使用したと言われる三角柱。

相談者に対して、自分の考えを整理し「これから」に切り替えるキッカケを与える。

3番の問いの話の方がよっぽど建設的だ。

余談

そんな人を採用してしまった会社の責任も大きいとは思う。

ただ、自己弁護もさせてもらうと、日本の制度上、雇用に関して企業は圧倒的に不利である。

数回の面接で人間性がわかるわけもない。

しかも問題のある社員を解雇するには一定期間かかり、ちゃんとした手続きを踏んでも労働局に責められる。

その”掛かってきた火の粉”を振り払おうとすると、弁護士などに多額のお金を払わなければいけないケースもある。

職場を荒らされた上に給料も払わなければいけない。

いつも「会社って不利だな〜」と思っている。

今この瞬間から幸せになれる

相手やチームの幸せを願い、嫌われることを怖れず他者貢献をする。

自分の所属感をしっかりと感じることができ、互いに思いやりを持って行動する。

過去など存在せず、変えられるものは「今」と「自分」しかないと認識する。

未来など、予測できないことには対処しない。

精神的に自立し自由になり、本能に抗う習慣を身につける。

そうすれば今日、今この瞬間から幸せになれる。

例え僕が車イスになったとしても、末期ガンで3ヶ月の余命宣告を受けたとしても、幸せだと言える自信がある。

思考する力があり、精神的に自立していて、心が自由である限り、そうなれると確信している。

終わりに

こんな風に物事をシンプルに捉えて、シンプルに生きたいと願っていたけど、言語化まではできず、する努力もせず年を重ねてきた。

この終わりのない哲学を学び、実践していこうと思う。

そして好き嫌いせず読書を楽しみたい。

良いタイミングで名著に出会えた。

人が人生かけて書いた本をたった1500円で読めるなんて、なんて恵まれているのだろう。

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