僕は人に厳しい方なのだと、他者からの評価でそう受けることがある。
「へぇ、そうなんですね」、と答えるだけで否定も肯定もしない。
ただ、厳しいと思われるだけの言動をしているならば、嫌われる勇気は持てているのかなと評価する。
今出来る最高のパフォーマンスを出し、一緒に働く仲間にも求めたい。
その結果は会社とご利用者の利益なのだ。
ルール厳守
社内ルール、指示命令系統の遵守、それらは自分を筆頭に厳しく守り、守らせる。
それらを甘く見ると組織崩壊を招く元らしい。
特に指示命令系統の遵守は徹底しないと、無法地帯と化す。
思い当たる経験は昔している。
昔はある程度のルールはわかっていても、自らも守ったり守らなかったりしてきた。
その反省を踏まえ今は遵守している。
業務一つ、文章一つ
利用者さんへの対応スピード、言葉遣い、他社連携、仲間との協業、過剰もしくは端的すぎる文章。
その一つ一つに気になることがあればすぐにツッコむ。
「なんでまだ対応してないの?」
「あのスタッフの言葉遣いが気になったから話しをしてみてくれる?」
「この文章読みにくいからこうした方がいいよ」
後腐れのないように極力すぐに言って、解決したらすぐに忘れる。
遠慮をしたら反省する
昔は「こんなこと言って辞めたらどうしよう…」とか、「偉そうかな…自分が間違ってたら…」
色んな理由で言えないことが多かった。
この時点で「会社の利益」を最優先に考えられておらず、まともな指導が出来ない点で指示命令系統も崩れる。
指導が出来ないと立場が対等、最悪は逆転する。
根本理由は人材獲得の広報不足と、指導するだけの知識がない勉強不足である。
反省しかない。
今でも「この人体調悪いのかな…」って時に遠慮してしまう。
そして大体あとで後悔する。
「大丈夫?」って聞くことも含めて、一旦すべてを伝えるべきだったと。
結果にこだわる
経営は結果がすべて。
万年赤字であればお客様から価値がないと言われているか、お金のかけ過ぎなのである。
新規事業や大きな改革を行うような、戦略的赤字であれば問題はない。
スタッフが集まらないのも時代のせいしてはいけない。
サービス品質が低くてもスタッフのせいにしてはいけない。
すべては「経営能力の問題」であり、経営者の課題と認識するところから始まる。
やるべきは健康管理と学び
結論はここに行き着く。
経営者が課題に取り組むために必要なもの。
一番は間違いなく体力だ。
仕事は昨日今日、努力しても成果は出ない。
仕事は短距離走ではなく、完全に長距離走なのだ。
いつも体力があり頭が冴えている必要がある。
その冴えた頭で日々学びアウトプットし、スタッフを先導する。
「利益を出す」とは、時にはスタッフの意向に反することもある。
だから嫌われることもあるけど、ブレない方針でやり抜く。
終わりに
これからも人に厳しく、自分にはもっと厳しく、結果にこだわっていきたい。
それを良しとするスタッフは一緒に頑張ってほしい。
この短い人生で一緒に働けることが感謝しかない。
どうせ働くなら良い結果を出そう。