僕は一緒に仕事をする人たちに、一定程度のコミュニケーションを要求する。
要は要領よく仕事しようよっていうだけの話である。
距離感が近くなればなるほど特に。
もちろん僕も同じように気をつけるようにしている。
内容によって電話かチャットか判断したり、都度最善を尽くしてほしい。
今いるスタッフや今後のスタッフと共有するために、それらをまとめてブログに書いておく。
目次
ほとんどのことはチャットでなんとかなる
出来るだけチャットで伝える能力を身につけて欲しい。
チャットの方が「言った言ってない」がないし、「あの話どうでしたっけ?」もなくなる。
電話だと移動中は出れないし、作業の手が止まってしまう。
最初は負担に感じるかもしれないけど、慣れたらメッチャ楽だし仕事のスピードも早くなる。
何事も最初から上手くはいかない。トレーニングが必要だ。
そのために「お疲れ様です」などの意味不明の文章はすぐに止めよう。
お互い無駄な時間をロスするだけだ。
もちろん相手によって選んだ方がいい。
ただ、僕に対して「お疲れ様です」は不要であり、大体のことはチャットでいい。
込み入った話は電話に限る
かと言って何でもかんでもチャットでは限界がある。
感情を乗せたりニュアンスを伝えるときは電話やビデオ通話に限る
- ・あの件やってくれたんだね〜!助かったよ!ありがとう!
- ・支援方法を変えたAさんの反応はどう?
このような時には電話に限る。
相手には「じゃあそれで!」だけを言わせよう
このブログで1番言いたい部分。
例えば、生活介護で使ってるシャワーキャリーが壊れたとしよう。
「シャワーキャリーが壊れました(-.-) どのようにしましょうか?」
この類の連絡が多すぎる。
この先のやり取りは大体決まっているはずだ。
修理するか、買い替えるか、要件を満たしたシャワーキャリーを比較してどう安く調達するか、これらを調べることになるだろう。
だったら、
「シャワーキャリーが壊れました。
修理不可なので、買い替えを探すとA商品80000円、B商品40000円がありました。
Aは新品です、Bは中古です。
私たちは毎日手入れをして使い方は丁寧ですし、ネットの口コミでは中古でも数年使用できたケースが多いようです。
なので今回、私はBがいいと思います。田中さんはどう思いますか?」
僕が言うことは「じゃあそれで!」だけである。
調べて比較して自分の意見を言おう。
その日は予定有りでダメです。で?
この類も多い。
「来週月曜日9:30から打ち合わせがしたいんだけど大丈夫かな?」
仮に僕がこんな質問を投げたとしよう。
もちろん出勤日であることは確認済みである。
「その時間はケア会議が入っててダメですm(_ _)m」
この続きはどうなるだろう?
前章の通り、この先のやり取りは大体決まっているはずだ。
「じゃあ13:00でどうかな?次から代替案出してくれると助かります」と言わなきゃいけなくなる。
わかりません、などは論外であることは言うまではない。
「調べる比較する自分の意見を言う」は、生きる力に変わる
調べる、比較する、自分の意見を言うってのはとても重要なスキルであり、誰でも出来ることである。
何も専門的なことは要求していない。
例えば、今まで介護をやってきたスタッフに「プログラミングをやってくれ!」というのは時間がかかり過ぎるし、そもそも出来ない可能性もある。
しかし「調べる比較する自分の意見を言う」は今日から誰にでも出来る。
これは習慣であり、身に付いた瞬間あなたの仕事スキルは飛躍的に伸びる。
「今までの会社はこうだった」「新人には懇切丁寧に教えるべき(教えられるべき)」
こんな言葉が出てくる人は気を付けた方がいい。
終わりに
普通の会社なら「教えてください」「これはどうしたらいいですか?」「お疲れ様です」と言う人は”まともな人”だ。
僕の感覚的に、90%以上は何も考えずに「教えてください」という人たちだ。
この会社ではそれは止めてほしい。
こんなめんどくさいやつと働きたくない!と思うなら辞めればいい。
突き放しているわけではない。むしろ反対である。
誰もが成長することを願っているだけである。
自分はもう年だから…そんなことは言わずに\(^o^)/